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ゴルフクラブスペック用語

ライ角  ・  ロフト角  ・  フェース角  ・  スィートスポット  ・  重心深度  ・  調子  ・  
フレックス  ・  トルク

ライ角

クラブヘッドとシャフトの傾きの角度。(ライ角の大きいものをアップライト、小さいものをフラットと呼びます)

ライ角が大きなものは、弾道が高くボールの捕まりが良くなりますが、ボールが左方向に出やすくなるため、フックや引っかけが出やすくなります。逆にライ角が小さいものは、弾道は低く、ボールの捕まりを抑えるので、ボールが右方向に出やすくなるため、スライスやプッシュが出やすくなります。ライ角は打球の方向性に大きな影響を与えます。
特にアイアンの場合は影響が大きく、ライ角が統一されていないと、打球の方向性が異なるクラブになってしまいます。適正なライ角を選択し、統一する事が重要です。

ロフト角

シャフトの中心線に対してのフェース面の傾斜角。地面に対してのフェースの傾き具合で、水平な地面に、ヘッドをソールし、シャフトの中心線が地面に対して90度でセットした時、地面に対し、フェース面の上向き角度を測った度数のことを言います。 ただし、ヘッドに対してシャフトが入っている角度によっても数値が変わることになります。また、フェースの面の上向き度合いを測る時、ソール面・フェース面が丸みを帯びている為、測り方によっては、数値が表示してある度数より12度程大きいのが現状です。 ロフト角が大きいほど打ち出し角度が高く、バックスピンもかかってボールは上がりやすいが、飛距離は短くなります。ロフト角が小さなクラブほど弾道は低くなります。ヘッドスピードの速い方はロフト角を小さく、そうでない方は大きくする方向で撰ぶことをおすすめします。スピンの量もロフト角に比例します。


フェース角

クラブを正しく構えた状態で、上から見て、フェース面とシャフト軸線との線上に出来る角度。
この角度が大きいものはフック・フェイスと呼ばれ、ボールの捕まりがよく、平均的なヘッドスピードのゴルファーに向いています。角度が0度に近いものは、スクウェア・フェースと呼ばれ、ヘッドスピードの速いハードヒッターに向いています。(ウッドヘッドのみ表示)但し、フック度+1°~1.5°までです。それ以上ですと正しいスイングがしにくくなります。

スイートスポット(SS)


ヘッドの重心からフェース面に向かって垂線を引き、フェース面と交わった点がスイートスポットです。また、そのまわりの比較的ボールが飛びやすい範囲をスイートエリアと呼ぶこともあります。
低重心モデルは、スイートスポット(SS)高さが低く、ボールが上がりやすくなっています。スイートエリアは多少スイートスポットを外しても方向性・飛距離が大きく狂わない部分です。
スイートエリアを広げるには、ヘッドを大型にすることが必要になり、そのために各メーカーではウッド系ヘッドに比重が軽く、且つ強度の優れた素材を使い、金属部分を薄くして大型化しています。しかし、ヘッドを大型化することで重心距離が長くなり、操作性の悪いクラブになってしまうため、単にヘッドの大型化する事が易しいクラブになるとはいえません。

重心深度

シャフトの硬さの基準。一般的にシャフトの硬さは、柔らかい方から順に、(J、L、A)R、(SR)、S、(SX)、X、(XX) と表示されます。
シャフトの硬さの測定方法にはシャフトに重量をかけてそのたわみ量を計測する方法と、シャフトのグリップ部を固定してクラブを振動させてその振動数を測定する方法とがあります。
最近ではR、S、X、といった表示の他に、この振動数を表す数値がシャフトに表示されていることが良く見受けられます。このように各メーカーで測定基準が異なっており硬さの基準は同じではなく、メーカーが独自の方法でシャフトの硬さを表示しているのが現状です。シャフトの硬さの表示は非常に分かり難くなっています。メーカーの表示は、参考値として使うべきだという考え方にもなっています。

調子(キックポイント)

キックポイントとは、シャフトが最もしなる場所のことです。
キックポイントはシャフトの感触に大きな影響を及ぼします。その人の最大飛距離は、シャフトのしなりを最大限に使った場合であると言っても良いでしょう。
調子の種類はおおよそ次のようになります。[ローキック(LK)(先調子)]・[ローミドルキック(LMK)(先中調子)]・[ミドルキック(MK)(中調子)]・[ミドルハイキック(MHK)(中元調子)]・[ハイキック(HK)(元調子) ]です。(それぞれメーカーによって呼び方が異なる場合があります)ヘッドに近い方が[ローキック(LK)(先調子)]で、手元に近い方が[ハイキック(HK)(元調子) ]です。
[ローキック(LK)(先調子)]のシャフトはヘッドに近い部分がしなり、フェース面が上を向く角度が大きくなるので高弾道になります。 [ハイキック(HK)(元調子) ]のシャフトは手元に近い部分がしなり、弾道の高さは表示ロフト通りの弾道になります。[ミドルキック(MK)(中調子)]は[ローキック(LK)(先調子)]と[ハイキック(HK)(元調子) ]の中間点がしなり、弾道の高さも2つの調子の中間です。
最近は、調子がフライテッド(キックアジャスト)と表記されたクラブも多く見られるようになりました。これはショートアイアンでは [ハイキック(HK)(元調子) ]、ミドルアイアンは[ミドルキック(MK)(中調子)]、そしてロングアイアンは[ローキック(LK)(先調子)]と言った具合に調整されたシャフトのことです。

フレックス(硬さ)

シャフトの硬さの基準。一般的にシャフトの硬さは、柔らかい方から順に、(J、L、A)R、(SR)、S、(SX)、X、(XX) と表示されます。
シャフトの硬さの測定方法にはシャフトに重量をかけてそのたわみ量を計測する方法と、シャフトのグリップ部を固定してクラブを振動させてその振動数を測定する方法とがあります。
最近ではR、S、X、といった表示の他に、この振動数を表す数値がシャフトに表示されていることが良く見受けられます。このように各メーカーで測定基準が異なっており硬さの基準は同じではなく、メーカーが独自の方法でシャフトの硬さを表示しているのが現状です。シャフトの硬さの表示は非常に分かり難くなっています。メーカーの表示は、参考値として使うべきだという考え方にもなっています。


トルク

シャフトのねじれ度合いを表す値です。この数値が小さければ小さいほどシャフトはねじれにくくなります。
ねじれ度合いが大きいものを「ハイトルク」、小さいものを「ロートルク」と呼びます。トルクは小さいほうがスイング中の余計な動きやインパクト時のヘッドの暴れが少なくなるので理想なのですが、大きすぎると良い結果は得られません。シャフト製造上トルクは出てしまいます。
シャフトを軽くし、柔らかくすればする程トルクが大きくなり、シャフトを重く、硬くすればする程トルクが小さくなります。各メーカーも課題の一つなのです。カーボンシャフトでは、トルクが4以上のものをハイトルク、4未満のものをロートルクとしていることが多いようです。